昨日の続きです。
出発しないバス、ぎゅうぎゅうの自動車を乗り継ぎ
ピグミー村の入り口で降ろされた僕たち。
ここから先、どうすればいいのか・・・。
聞くところによると、
入り口からピグミー村まで、
30分ほど歩かなくてはならないらしいのです。
移動しただけで疲れきった僕らは、お互い何も相談することなく、
カンパラで乗りなれたバイタクでさささっと移動します。

砂埃が飛び散るローカルなエリアを通り過ぎ、

ついにやって着ました!
ピグミー村!
いやいや、感動!
個人的には、
ピラミッドよりも、マチュピチュよりも、ウユニ塩湖よりも感動。来れると思っていなかったから。
ピグミー族と会えると思っていなかったから。
これぞウルルン滞在記の気分。とまあ、ピグミー村に到着した時はウルルンと浸っていたのですが、
現実はテレビとちょっとだけ違います。貧しいピグミー族さんが欲しいのは、
旅行者からの好奇な視線ではなく、カメラのフラッシュでもなく、
現金収入なのは言うまでもありません。ピグミー村では入村料を請求されるのです。
彼らが最初に提示した額は二人で150,000USH≒6,000円。
いやいやそれは高いんじゃないか!?と値段交渉が始まります。
因みに僕はこういうときちょっと得をします。
U子が英語をしゃべれないので、
交渉する僕は「彼女はこれしか払えないと言っている」と
U子を悪者にすることで、いい人ぶって交渉ができるのです。結局、落ち着いた金額は二人で70,000USH≒2,800円。
他の旅行者はもっと安く値切れたらしいんですが、
心の弱い僕らには、この辺りが限界でした。
交渉しているあいだ、ずっとピグミー族の方々に囲まれ、
折れろー、折れろー、とプレッシャーをかけてくるのに耐え切れませんでした。
ただお金のやり取りは最初だけ。
財布から取り出したお金を渡すと、
自由に写真取り放題、村人達と絡み放題なのは嬉しい。
まず、キングと呼ばれる人が村を案内してくれます。

右の小さいおっちゃんがキング、50歳。
うおー!小さいー!!観光用のカレンダーにも載っている人、
有名人??体も小さければ家も小さいぞー!
僕やU子は、かがまなくちゃ入れないサイズ。ピグミー族は昔からマリファナを栽培しているそう。

世の中には犬を食べる人、猫を食べる人もいるし、
僕はイルカやクジラが好物。
人の生き方はワールドワイドで多様だし、
時代時代で普遍じゃない。
今ここで、マリファナを栽培する文化があったっていいじゃないか。
たくさん採れるといいね!と、素直に豊作を願う僕。
キング一家と僕。
25歳の若い奥さんと4人の子供の6人家族。
赤い服を着たボウズが次期キングとのこと。
それにしても奥さんが若い。
キングの年齢とダブルスコア。
ぽこぽこと打楽器の音が聞こえたかと思うと
始まったのはピグミーダンス。
キングが一番ノリノリ。
イエィ!その次にノリノリなのは子供達。

かわいいけど、栄養が足りていないのか
お腹がポテってしているのが気になるところ。キングに手招きされ、僕も混ざって中途半端にノってみる
改めて写真を見ると、すげーノッポな僕。↓ピグミーダンスの動画。
中央アフリカという大きな土地で、迫害され、虐殺され続けた小さなピグミー族。
更に、コンゴ内戦では「スタミナ食」として
食されていたという悲しい事実も。そんなピグミー族と過ごした時間は。
この旅一番の印象的な時間。


何よりもキングの温かさ。
熱心にピグミー族の歴史や文化を丁寧に教えてくれ、
誰よりも気持ちよく僕らを歓迎してくれたキングがいたからこそ、
面倒くさい道中を来たかいがあったなぁと思うのです。と、すげーいい場所で、なんか長時間いたみたいに書いていますが、
あまりに暑く、あまりに埃っぽく、着いて早々脱出したくて
滞在時間はたったの40分だったという事実には
自分で自分を嫌いになりそうなのです。※もし今後ピグミー村に来る人がいたら 安物でも飴、ペン、タバコ、石鹸をお土産にすると喜ばれます。
一人に全部にあげると独り占めするので、小出しにするといいと思います。
※フォートポータル→ピグミー村の行き方 フォートポータルで、ピグミービレッジ行きのタクシーって人に聞くと
乗り場を教えてくれます、乗り合い自動車もバスも片道10,000USH。(≒400円)
帰りは降りたところに乗り合い自動車やバスがやって来ます。
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