昨夜インターネットで予約した
Europcar社に行きました。
実際に借りるのは明日なのですが念のため、
早起きして向ったのです。
ネットで予約すれば安心だ!というのは日本やヨーロッパなどの先進国のみ。
なんせここは
アフリカなので、
事前にちゃんと顔と顔を合わせて、
問題ないと言わせないと
なんだか怖いのです。
インターネットで予約したEuropcar社は、
奇しくも昨日、
宿から一番近いにも関わらず
見つけることの出来なかったレンタカー屋さんでした。
なぜその時辿り着けなかったかというと
移転しているにもかかわらず、
ホームページに記載の
住所の地図が変更されていなかったから。なんせここは
アフリカなので。
以下、
再び迷い、結果なんとかたどり着くまでの経緯です。
早起きしてEuropcar社を必死に探しましたが、
まだ地図が違うと気付いていない僕ら。
どれだけ確認しても
売地がぽつんとあるだけ。
なんども首をひねり、現地人に道を尋ねるも
たどり着けない。
なので一旦、
宿に戻り仕切りなおすことに。
Europcar社の本日の
営業時間は12時まで。
その時、時計の針は
11時を指していました。これは
ヤバイよヤバイよとロビーで大慌て。
インターネットでもういっかい住所を確認したり
宿のパンフレットを漁ったり、電話番号を調べているとき、
あ、僕、そこ行ったことありますよ。という声が。
声の主は、昨夜知り合って仲良くなった大学生のリョウタ君。
場所を知っていることを
サラッと言う。
ああ、
灯台下暗しとはこのこと。
お願いして一緒に行ってもらいました。

ここね。

Europcar社にたどり着き、確認してみると
とりあえず、予約はちゃんとされていたようでひと安心。
でも逆に
不安にもされました。

事故車。
南アフリカ人の夫婦が乗っていたのですが
事故って亡くなってしまったようです。
ナミビアの道は悪路が多く、
ハンドルを取られると
すぐに横転してしまうらしいです。僕らがインターネット予約したのは悪路に弱い
小さい自動車。
一週間レンタルしても
5万円弱と安い。そこで試しに悪路に強い大型の四輪駆動の値段を訊いてみると、

倍以上高い
11万円弱。お金を取るか安心を取るか悩んでいると、
スタッフから嬉しい申し出が。
もうちょっと小さい自動車を契約しても
大型の四輪駆動に変更してあげるよ、と。
スタッフの言うもうちょっと小さい自動車は、
9万3千円くらい。
日本人5人で
あーだこーだと相談。
リョウタ君も混ざって
あーだこーだ。意見は全くまとまらない
あーだこーだ。あああ、どうしよう!!どっちを選べばいいんだー!!!適当に選んだら、
大型の四輪駆動を借りることになりました、ちゃんちゃん♪
あ、今日のブログタイトルは
「僕を嫌いにならないで」だったので、
そのことについてもちょっと書きます。
僕は、ここナミビアのウィントフックが嫌いです。

嫌いな理由は、
僕が嫌われているから。僕は心の弱い人間なので、いつも人に好かれたいのですが、
それが叶わないので
ウィントフックは嫌いです。嫌われたら嫌いになる、だって人間だもの。
町を歩いていると、
「うわ!チャイニーズがいるぜ!」と、若者たちが馬鹿にしてきます。
ここまでは、今までのアフリカ各国でもありました。
中国人は、資金力を武器にアフリカの人たちを安く雇ったり、
質の悪い電化製品を大量に輸出したり、
武器を売りつけ内戦を激化させたりして嫌われているのです。
金のためなら何でもやる奴らと思われているそうです。
特にウィントフックという町は、
黄色人種への差別が顕著です。
ヒルトンホテルに常駐しているレンタカー会社のスタッフから
ぞんざいに扱われたり、
ショッピングモールの店員にまで影で
クスクス笑われたりするのです。そもそもナミビアという国は、つい最近、
1990年に南アフリカから独立した国です。
南アフリカに併合されていたころ、
アパルトヘイトがありました。
いわゆる人種隔離政策です。
黒人専用居住区を作って黒人さんを隔離したり、
白人さん専用の電車やベンチやトイレを作ったり、
徹底的に虐げられた歴史が彼らにはあるのです。
にもかかわらず、
彼ら自身が肌の色で差別してくるのはなんたることか。と、僕は思います。
その上で更に言いたいのは、
嫌われているのは中国人であって、僕ら日本人ではない。
差別する対象がずれているのに気づけ!ということなのです。
夜、宿のロビーで歯を磨いていたら
黒人さん団体がやってきて、
「うわっ、チャイニーズが歯を磨いているぞ」と笑っていました。
歯を磨かないのであれば笑われてしかるべきなのに
しっかり歯を磨いている身としては意味がわかりません。口をもごもごさせながら
「いやいや、俺、日本人だし
チャイニーズって言われるとむかつくんだけど!」言ってやりました。
これで彼らもわかってくれる。
言われ無き差別を受けた日本人のやるせなさを。
とばっちりを受ける悲しさを。ところが彼らの別れ際の一言は、
「あら?ごめんね。
お休み、ニーハオ!! クスクスクス・・・」だったのです。
これだからウィントフックは嫌いだ!今日も読んで頂いて有難うございます。世界一周ブログランキングに参加していますので。下のバナーをクリックしてくれると嬉しいです。

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