犬と酒と釣りと世界一周とか ホーム  »  スポンサー広告 »  アルゼンチン »  難関、アルゼンチンでブラジルビザが取れた!!(T平)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

↓ついでにシェアやいいね!もぜひ。

難関、アルゼンチンでブラジルビザが取れた!!(T平)

―俺、この前ブラジルビザ取ったよ。
 え?難しかったかって?
 全然簡単だったよ♪


数日、同じ宿に泊まっていた日本人のおっちゃんは、
南米の旅行者であれば誰もが驚くことをいいました。

ブラジルは南米で唯一ビザの必要な国でもあり
また、そのビザの取得が非常に厄介な国でもあります。

往復の航空券と銀行の預金残高証明書が求められるので、
海外に滞在中の上、陸路でブラジルに入国したい僕らとしては
面倒くさくてしょうがない国なんです。

南米では唯一パラグアイでブラジルビザを申請すれば、
それらの書類は不要だと聞いていました。

ただ噂は噂の域を超えません。
本当に取得できるかは行ってみなきゃわかりません。
ブラジルは今回の旅行で絶対に行きたい国

そんな曖昧な情報を頼りに
ブラジルの手前の国まで行ってしまっていいのか。

その上、ここブエノスアイレスは居心地がよいものの
毎日これといってやることがありません。
だったらややこしいブラジルビザをここで取るべきなのです。


―航空券も残高証明書も用意したけどチラ見しただけだよ。
 いらないいらない♪
 それにしてもアルゼンチンはワインがうまいねぇ~。


果たしておっちゃんの言うとおり、諸々の書類がなくても本当にビザが取れるのか。
半信半疑ながらもやって来たのはブラジル領事館

351tnn.jpg

無機質な建物の5階にそれはあり、
僕らは少し緊張しながらもエレベータに乗り込みました。

領事館は思ったより狭く、
係員に案内され備え付けのパソコンに必要事項を打ち込みます。

僕の準備不足もあって、多数の空欄を残したまま送信をクリックし、
画面に写された番号をメモして列に並びました。

なかなか進まない列の中で時間が刻々と流れ、
張りつめた気持ちが緩んできたとき、
ようやく僕らの順番がやってきました。

―ビザが欲しいんです。

僕はパスポートと顔写真、そして、先ほどパソコンに表示された
送信番号のメモを提出しました。

係員はそれらを一瞥し一言。

―銀行の預金残高証明書を見せなさい。


おっちゃん、ダメじゃん。
やっぱり求められたじゃん。
どうしよう、どうしよう。
このままではビザが取れない・・・。


思い悩んだ末、僕は係員にあるものを提示しました。
DSCF4703_20131220205002ae7.jpg
大量のトラベラーズチェック。

一昔前のバックパッカーであれば誰でも持っていたこいつら。
最近は海外のATMで現地通貨が下ろせることが多いので、
ほとんど見なくなったこいつら。

前回の旅行の時に、念のためにと用意していたものの
全く使わずに持ち歩いていたこいつらを、試しに係員に見せてみたのです。

預金残高証明書が必要な理由は、
ブラジル滞在が可能なほどのお金を持っていることを証明する為。
そう仮定すると、提示するのは
現金とかトラベラーズチェックとかでもいいはずなのです。

―それいくらあるの?

僕の仮定は当たったのでしょうか。
係員が興味を示しました。

たくさんあるからちょっと待ってと告げつつ枚数を数えます。
古いはずなのに、まだ手垢のついていないトラベラーズチェックが
汗でにじむ、ああああ、うまくめくれない。

―わかったわかった。

係員は面倒くさそうに、僕の動作を止め、
カタカタとキーボードを叩きます。

え?大丈夫だったの?

苦肉の策だったトラベラーズチェック作戦は功を奏した模様。
ほっと胸をなでおろし、係員の横顔を祈るような気持ちで眺めます。

―あんたら、
 今の滞在先の電話番号が入力されていないんだけど。


数十秒ぶりにこちらを振り向いた係員は
申請フォームの空白、
僕らの準備不足により入力できなかった箇所を指摘してきました。


―今日はあと20分でオフィスが閉まるわ。
 すぐ分かる?




そして、僕は走りました。
ブエノスアイレスの町を走りました。
DSCF4342.jpg
↑の写真はイメージです。
カメラなんて邪魔なだけ。
ブラジル領事館で待つU子に預け、僕は久しぶりのダッシュをしたのです。

足がもつれる。
膝に力が入らない。
心臓が早いリズムで収縮と拡張を繰り返す。



汗でTシャツを濡らした僕は宿に到着すると
早口で電話番号を聞きます。

僕の焦っている様子から、
なんだなんだと日本人宿泊者が事情を尋ねますが、
説明する時間なんてありません。

電話番号をメモしてもらうと、
再びブラジル領事館へ駆け足。


僕の体は限界だと悲鳴をあげているけれど
もう時間がない。


到着した頃、約束の20分は少し過ぎていましたが、
ブラジル領事館の窓口は開いていました。
再び係員のところへ行き、
くしゃくしゃになった電話番号の書かれたメモを見せます。

ニヤリ。

係員は息の切らした僕を見ると一瞬口角を上げ、
申請ナンバーの書かれた銀行の入金案内を手渡したのです。

―オッケーよ。

できた!
申請できた!!


後はお金を払って、翌営業日にビザの張り付いたパスポートを
受け取りに来るだけ。

お金の支払いは銀行へ行けば簡単に済ませることができます。
DSCF4343.jpg
ビザ代は2,000円弱(≒1,740ペソ)。
パラグアイで取得した場合は、2,900円(≒125,000グァラニ)。
ブラジルビザはアルゼンチンで取得すれば安いのです。





そして数日後。

僕らは再びブラジル領事館の列に並びました。
ビザの貼られたパスポートを受け取るための順番待ちです。

僕らの前に並んでいる人たちが用を済ませれば
僕らは入金案内と入金した時のレシートを見せるだけで
ビザが貰えるのです。

しかし、そんなにすんなり行かないのがブラジルビザ。

書類を予めバックから出すようU子に指示した僕は、
耳を疑うような一言を聞くことになるのです。

―え?あれ必要なの?

焦った様子でバックをあさるU子。
話を聞いてみると、入金案内は持っているものの
レシートは昨夜、お小遣い帳にメモしたタイミングで
捨ててしまったようなのです。

―ごめん。

普段は僕に対して強気で横柄で傲慢なU子が、
ぽつりと謝ります。

なにか問題が起きたとき、99対1でU子に責任がある場合でも
決して僕に謝らないU子が頭を下げたのです。

―しょうがないね。

そう応えるしかありません。
ここでU子を問い詰めても仕方がありません。
逆に文句を言い続けると、逆上する恐れだってあるのです。

今はレシートがない状態でどうやってビザを受け取るかどうか。
最悪、もう一度入金することを覚悟しながら
列に並んでいるしかないのです。

―レシートをちょうだい。

やっと順番がやってきた僕らの前に座る係員は、
当然、僕らの事情なんて知る由もなく、
事務的に必要な書類を告げるのです。

―あ、あの・・。
 そ、その・・・・捨てちゃった・・・あはは。


この時の僕は笑うしかできませんでした。
笑うしか。

言うまでもなく、係員は笑いません
笑いませんが、係員の斜め横にあるパソコンの方を振り返り
キーボードをカタカタ、無言でカタカタ。
僕らは引きつった笑顔を崩せないまま心はドキドキ。

そして、




DSCF4706.jpg
ビザが貰えました。

ここまでの経緯を振り返ってみると、
ちゃんと下準備していればスムーズに取れていたはずなのに、
自分達のミスや怠慢のせいで
苦労の末に手に入れることになった3ヶ月のマルチビザ

薄い一枚のシールが貼られただけのはずなのに
返って来たパスポートは、
何故かずっしりとした重さがあったのです。


※この話をした宿にいたメンバー数人が、
 後日、ビザの申請に行きましたが、
 事前に申請の予約が必要、
 往復の航空券が必要などの理由で全員が断られたそうです。
 僕らはたまたま運が良かったみたいです。

最後まで読んで頂いて有難うございます。
世界一周ブログランキングに参加しています。
下のバナーをクリックしてくれると嬉しいです。
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
メリークリスマス!ブログはリアルタイムから2週間ほど遅れています。
きっと今頃ぼくらはどこか快適な場所で七面鳥でも焼いています。

ガラケーの方や上のバナーが表示されない方は、
↓こちらでお願いします。
世界一周ランキング

ブログランキングって何?って人はこちら

関連記事
スポンサーサイト

↓ついでにシェアやいいね!もぜひ。
 
 ↓前の旅行のブログはこちら↓
  T平とU子が世界一周するらしい…ι
 
コメント
非公開コメント

世界一周ブログランキングへ投票

トラックバック

http://theiyko.blog.fc2.com/tb.php/351-4899db97

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。