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目の中で叫び声があがる(T平)

バスに乗り、
DSCF9980.jpg


パラグアイを出国し、
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橋を渡る。
DSCF9995.jpg


寝酒用に買っていた赤ワインをこぼさないようちびりちびりと飲みながら、
同じ色に染まっていく空を眺め、
僕らはブラジルのクリチバという町を目指すのです。

mapkuritiba.jpg


移動時間は12時間。
普段ならぐっすり眠るには十分な時間。

にも関わらず、なかなか眠ることが出来なかったのは、
後ろの席の若者が持ち込んだスケートボードがつっかえ棒のようになり、
リクライニングを倒すのを邪魔されたからか、

もしくはずっと行きたかったブラジルという国への
思い入れ、憧れ、気持ちの高ぶりが
僕の睡眠を途切れがちにさせたのでしょうか。






DSCF0009_20140124080529228.jpg

明朝到着したクリチバは、
僕の目をちょっとずつ、少しずつ醒ましてくれるような、
穏やかで、軽い空気の町でした。

宿で少し寝てから外に出よう。

そう思っていたのですが、
周辺の、いかにも裕福な人々が住んでいそうな住宅街から聞こえてくる
犬の鳴き声を耳にしたU子は、
いてもたってもいられなそう。

DSCF0018.jpg

DSCF0010.jpg

U子と一緒にいるのはネイル屋、S藤さん
僕らと一緒にブエノスアイレスの路上でお店を出していた人。

クリチバはともかく、治安に不安のある国ブラジル。
女性一人では安全面が心配なので
これからのブラジル旅行はしばらく3人で移動することになりそうです。


住宅街の中の道。
DSCF0013_2014012408053026f.jpg


芝生の中の道。
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森の中の道。
DSCF0035.jpg


景色が開け、公園に出る。

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湿気が少ないから、
日陰で涼んで日向で体を焼ける。
どちらも気持ちよさそう。


目的地。
aaa.jpg

一昨年他界した建築家、オスカー・ニーマイヤーという人がデザインした美術館。
名前はそのまんま、オスカー・ニーマイヤー美術館です。

首都ブラジリアを中心に
彼がデザインした自由な曲線で作られた独特な建築物が、
ブラジル各地にあるんだそう。

この美術館は『目』をモチーフに作られた
彼の代表的な作品がメインの建築物となっています。
DSCF0102.jpg
カメラに収めきれないほどの大きな『目』に移っているのは
真っ青の空の中に、ゆらりと動く雲。

土台の水辺の揺らぎも加わり、ぐらりぐらりと視界が変化します。


入場料(R6≒300円)を支払い、中に入ります。
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差し込む太陽光が妙にサイケデリックな極彩色の作品を照らします。
DSCF0066.jpg


展示物は主に1960年ごろから最近までの、
近代~現代美術。

それ以前の作品と比べ、
この時期の作品というのは意味、意図、斬新さを
どう捉えるのか、どう評価するのかが難しいのです。

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DSC00067 (2)


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DSCF0068.jpg


DSC00064 (2)


鮮やかで濃密な色使いに、
クッキリと鮮明な輪郭があったかと思うと、
境目が曖昧なのになぜか浮き出てくる線もある。

雑然としていながら、統一感はあり、
それでも何故か腑に落ちないまとまりの無さに、
頭がくらくらしてきます。


お菓子の空き箱と画用紙で作られた作品。
DSCF0070_201401240808282ef.jpg

よく見ると、日本でおなじみのお菓子もあります。
bbb.jpg


これをどう評価するのか。

正直、100円でも買いたくはないんだけど、
ここに展示されているということは、それなりに価値があるのでしょう。


これもまた、現代美術。
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オデコのテカリは、昨晩のバス移動を抽象的に表現しているのでしょう。


『目』へ向う通路。
DSCF0089_201401240808342c4.jpg

間接照明が心音のように不規則に揺れ、
僕の声がくぐもりつつも反響する。
何かの生き物の体の中にいるよう。


『目』の内部。
DSCF0090.jpg


角膜の内側には、主に写真、映像作品が展示されていました。
DSCF0092.jpg


なぜ作者は、
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こんな写真を撮ったのか、


理解をしようとすればするほど、
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睡眠不足で疲弊している僕の脳は悩ましく揺れるのです。


上半身男性がジャングルの中で、ひたすら叫ぶという映像。
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うとうとしながらも、僕の目は不思議と開いていました。
気がつくと10分ほど、彼がただただ叫び声をあげる映像を
繰り返し3回も見ていました。
DSC00094.jpg



非理論的。

筋の通らないストーリー性の無さ。

無意味で無価値で滅裂な叫び声。

体全体から搾り出された音が閉ざされた空間に響いていました。




U子とS藤さんが様子を見にやってきて我に返った僕は、
早足で美術館の外に出ました。


先ほどと反対側から眺めた『目』には、
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青い空は映ってません。

日光が向こう側からさし、黒い影が『目』全体を包みます。

暗雲とした『目』の内部では、
まだ、男性がジャングルで大声をあげているのでしょう。
喉を震わせ、誰かに、何かを、伝えようとしているのでしょう。


僕は早く帰って寝ることにしました。
昨日のワインは、まだ少し残っていたはずだし。


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