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凍える雨と水路にエクセレンテ!(T平)

クンベ・マヨ(Cumbe Mayo)へは、ローカルバスは通っていないので、
ツアーに参加するのが無難らしい、

というのは昨日から一緒にいる、ふくさんが教えてくれたこと。

やっぱり旅慣れた人と一緒にいるというのは心強いもの。

旅行会社との値段交渉も、3人いれば強気にいけるし。
クンベマヨ Cumbe Mayo


午前中だけの半日ツアーが、
交渉後、入場料込みで一人17S(≒680円)。
驚くほど安い値段でクンベ・マヨに行けることになりました。



あ、そうそう、

クンベ・マヨというのは別名、石の森。

自然が作り出した巨岩が並び、奇妙な景観となっている場所で、

カハマルカに訪れる旅行者の大半が向かう
一大観光地のことなのです。



旅行会社にツアーの申し込みをした翌朝。

僕達を含め、乗客7名とガイドのアントニオを乗せたミニバスは、
一路、カハマルカから南西約20㎞に位置する
クンベ・マヨを目指し、走り出します。
クンベマヨ Cumbe Mayo



途中、カハマルカが一望できるビュースポットで写真撮影タイム。
クンベマヨ Cumbe Mayo

昨日の晴天とはうって変わり、
灰色の雲が町全体を包み始めました。


天候が心配だねーと言ったU子の何気ない呟きは、
10分もしたら現実のものとなり、
小雨がパサパサとフロントガラスを湿らせます。


高度はいつの間にか3,000mを超え、
徐々に勢いの強くなる雨は、
雨具を忘れた僕らを不安にさせるのです。


山道を走るバスは揺れ、
時々、ブタや牛などの家畜が道を阻んでおり、

バスがクラクションを鳴らすと、
面倒くさそうに立ち上がり、のそのそと歩き出します。


深い森は雨に濡れ、緑が際立ち、
窓の隙間からタイヤに踏み潰された草木の香りが入ってきます。


そんな中、巨岩は突然ニョッと姿を現し、
黒い雲の下でその異様な存在感を示します。
クンベマヨ Cumbe Mayo





バスは巨石を横目に、
エントランスゲートに停車しました。
クンベマヨ Cumbe Mayo

タイルはびちゃびちゃに濡れていて
これからの2時間かかるトレッキングの行く先が思いやられます。


何にせよこれはツアー。

屋根のあるところで、
雨が止むのを待とうなんて言えればいいのですが、

ガイドであるアントニオが行こうといえば、
雨に濡れながらでもついていかなくてはなりません。
クンベマヨ Cumbe Mayo




ふくさんはいつの間にか雨具を装備していました。
クンベマヨ Cumbe Mayo

年季の入った旅行者である彼は、
トレッキングを何度も経験している上級者。


低級者のU子はモジモジ君スタイル。
クンベマヨ Cumbe Mayo



彼がガイドのアントニオ。
クンベマヨ Cumbe Mayo

いい顔しています。
後ろには巨岩がそそり立っています。


巨岩の隙間には、壁画が描かれていました。
クンベマヨ Cumbe Mayo

アントニオいわく、3,000年前の人たちが描いたそうです。
なんだか良く分かりませんが、
絵が描かれている、ということだけは理解できました。


壁画を眺めた後は、
ちょっとしたアドベンチャーが待っていました。
クンベマヨ Cumbe Mayo


自然に出来た岩の割れ目を通るというだけなんですけど、

たった15mほどの洞窟なのに、
少し足を踏み入れると、
前後左右に何があるのか分からないくらい真っ暗になります。


手と足で、辺りの様子を確かめながら、
一歩一歩進み、やっと反対側に抜けると、


再び巨岩の見える広い場所に出て、
クンベマヨ Cumbe Mayo
ちょっとだけウウォー!ってなります。


ここからはひたすら歩きます。
クンベマヨ Cumbe Mayo
もう、風と雨と寒さでどうにかなってしまいそう。


だけど、岩山が連なる光景は想像以上の迫力があり、
クンベマヨ Cumbe Mayo



僕は何度も服の中にしまったカメラを取り出し、
写真を撮ることになるのです。
クンベマヨ Cumbe Mayo



クンベマヨ Cumbe Mayo



ところが、ガイドのアントニオは、

「バモス!バモス!!(行くぞ)と、

観光客をたきつけます。

僕らが遅い理由は、
写真を撮りたいだけではありません。

雨で足元の草や岩が濡れて滑り、
ドロもビチョビチョ。

ゆっくり進まなければ転んでしまいそうなのです。

にもかかわらず、アントニオはそんな僕らをよそに、
早足でぐいぐい先に進みます。


もちろん、ガイドの仕事を忘れたわけではありません。

人の顔に見える岩で立ち止まり、
早口のスペイン語で「エクセレンテ!(素晴らしい)
自慢気な説明をはさむのですが、
クンベマヨ Cumbe Mayo


そんなのはほんの数秒。


とにかく、ひたすらに先を急ぐアントニオ。
クンベマヨ Cumbe Mayo
な、なぜそんな早足なんだ、アントニオ!


徐々に僕らの中でアントニオへの不信が広がります。


早く帰りたいだけなんじゃないか。

雨に濡れるのが嫌なんじゃないか。


雨は止まずに、帽子を湿らせ、
水滴がポタポタとふちから垂れてきます。

足元を覆う草はズボンまで濡らしていました。

アントニオへの疑いは深まり、
乗じて僕らの歩みが遅くなります。


「ほら、これだよ!エクセレンテだろ?」


そんな折、久しぶりに立ち止まったアントニオは
地面を指差しながら説明を始めます。
クンベマヨ Cumbe Mayo


これは水路。

それもただの水路ではなく、
3,000年前の人たちが作った水路です。


時に人工的な角度で曲がりながら、
クンベマヨ Cumbe Mayo


削られた岩の中を通りながら、
クンベマヨ Cumbe Mayo


橋脚に支えられながら、
クンベマヨ Cumbe Mayo

現代もまだ山が蓄えた水を
20キロ離れたカハマルカまで送り続けているのです。



アントニオが僕らを急がせたのは、
きっとこの水路を早く見せたかったのでしょう。


何を言っているのだかはわかりませんが、

水路の前で何度も立ち止まり、

水路について熱弁する彼ははつらつとしており、
少し高揚している様子で、

ひたすら何度も何度も何度も
「エクセレンテ!!」を頻発するのです。


ただ、アントニオに言われるがまま、
水路を見続け、写真を撮り続た僕らは、
すでにお腹いっぱい。

なんなら飽きてしまっています。

先を急ぐ僕ら。

長々と説明をするオアントニオ。

もはや、水路に来るまでの、山を歩いていたときの逆。


寒い、冷たい、お腹すいた。
だから早く帰りたいのです、


やっと水路から離れると、大きな道路にでました。


そこでは僕らが乗ってきたバスが
エンジンをふかし待ってくれていました。
クンベマヨ Cumbe Mayo



バスに乗り込む僕ら。


これでクンベ・マヨは終了です。


凍えた指先でバックから
トイレットペーパーを取り出し鼻をかみます。

まだ開けていないベッドボトルのジュースを開け、
初めて口をつけます。


「クンベ・マヨは良かったろ?」

アントニオは水路の説明をしていたときの
熱っぽさを引きずったまま、誇らしげに僕らに尋ねます。


「うん、エクセレンテだね!」

クンベ・マヨの見ごたえはともかく、
そう答えなければならないその場の空気があったし、
僕らは、そんな空気を読める日本人なのです。


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