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32歳の新たなるステージ(T平)

今日(6月5日)は、僕の32歳の誕生日という日でした。


これまでに海外で迎えた誕生日は、

・27歳のキューバ
⇒ご飯屋でステーキ注文したらハムが焼かれたの出てきた。

・31歳のチェコ
⇒ビール工場でビール三昧でウハウハ。(→その時の記事)

に続いて3回目です。


30過ぎて誕生日に特別な意味なんか持つのもどうかと思います。

海外を遊び歩いている年月が数字となって残る日なんて、
祝ってもしょうがないと思ってもいます。


でも、


誕生日という特別な日。

何よりも、誕生日を理由に、
我が物顔で好きなことができるのっていいものですね。

ことあるごとに、

「僕、誕生日なんだけど?」

と、でかい顔をできる日、

そんな素晴らしい日は一年に一回、誕生日くらいしかありません。


そして今、僕達がいるのは
プエルト・ロペス。

そう、漁村なのです。


これは釣りをするしかないでしょ?

誕生日なんだから文句ないでしょ?



唯一でかい顔をできる人間である嫁のU子にそんなワガママ言い、
今日の釣行が決定したのです。






朝の7時、濡れてもいいようにと水着に着替え、
海辺へ向かいます。
砂浜

朝の漁村はモヤがかっていました。

海からの風で冷やされ凝縮された水滴がじとっと肌に残ります。

遠くの海上には、舟が何隻もプカプカと漂っていて、
まるで白いモヤの上を浮いているかのように見えます。


ボトッ。


何か水のようなものが僕の腕に落ちました。

ぬるっとした白い液体はちょっとした異臭があり、
思わず目を背けたくなります。

見上げると電柱の上には大きな鳥がいて、
僕の腕にあるのはその鳥の糞なのでしょう。
鳥

僕の32歳の誕生日はそんな不幸な一幕から始まったのでした。




釣りの待ち合わせ場所は、
昨日、釣り船を頼んでおいたおっちゃんの家です。
家



子供を背負ったおっちゃんは、漁師との間を取り持ってくれた人で、
キャプテンが来るまでしばらくかかるよ、と僕らに伝え、
浜辺で一緒に時間を潰します。
親子



僕は、自分で自分の誕生日をアピールすることが苦手で、
話題に出したのはU子なのですが、

おっちゃん親子は今日が僕の誕生日だと知ると、
砂のケーキを作ってくれました。
砂のケーキ
こういうのはちょっと嬉しかったです。


おっちゃんはケーキのデコレーションにカニを捕まえてきました。
カニ


そして僕に、ほら、このカニ持ってみろよと手を伸ばします。

カニなんか掴むのは小学生の時以来のことで、気が引けるのですが、
おっちゃんの子供が見ている手前、勇気を出さなければなりません。

恐る恐るおっちゃんからカニを受け取ってみると、
ガツゥッと、カニは思いっきり指を挟みました。



痛ってぇぇえ!!!


僕は指を腕の付け根からブンブン振り回します。

おっちゃんは笑います。

子供も笑います。

U子も笑っていました。

勢いよく振り回されたカニは、砂浜に落ちました。
僕が追いかけると波が泡立つ海へと逃げていき、
すれ違いに、今日の釣り船のキャプテン親子がボートを引いてやってきました。
釣り船
手前が漁師のお父ちゃん、奥が息子です。


二人は僕らの手をとるとボートに乗せ、
バルルルゥンとエンジンを震わます。


大海原に出発です。
えさ作り


昨日のボートと比べるとスピードは遅く、
舞い上がるしぶきは僕らの方まで跳ね返っては来ません。

波も穏やかで、
ぬるっとした風を切って走るのは気持ちが良かったです。





釣りのポイントには20分ほどで到着しました。


お父ちゃんは仕掛けを僕らに手渡すと、
小魚をナイフで切り餌を作ります。
手釣り


切り身となった小魚を針に刺し、
糸を持って海へと放り投げます。
船長が連れた


竿はありません。

もちろん、リールもありません。

できれば使いたかったのだけれど、
釣具は整っていると聞いていたので持って来ませんでした。

でも、ここいらの釣り方ならば、
糸と仕掛けさえあれば、確かに道具は整っていると言えるのでしょう。

使い慣れた釣具が無いのは心もとなかったのですが、
糸と仕掛けだけの釣りも、経験がないわけではありません。
とにかく指先に神経を集中させてアタリを待ちます。


海に垂らした糸からは何度か魚が突っついているような反応はあります。
その度に指を動かしてみるのだけれど、
なかなか食いついてはくれません。


隣りを見ると、お父ちゃんは熟練した糸使いで次々と魚を引き上げていました。

無口でほとんどしゃべることのないお父ちゃんですが、
魚を引き上げると、自慢げに僕らに見せつけます。
ふぐ?


ふぐ



反対に僕らの味方となってくるのが息子です。

棚の深さ(糸の長さ)を指示し、合わせの仕方を教えてくれるのですが、
無言で指先をじっと見つめる無愛想な僕に反し、
キャッキャと黄色い声を上げるU子の方が教えやすかったのでしょう。


次第に息子はU子につきっきりになり、
その結果、U子には成果が現れ始めます。
小さな魚



ついにはこんなバケモノ級の魚まで引き上げました。
バケモノ魚

僕の誕生日を記念した釣行のはずなのに、
全く釣れない僕の気持ちは沈む一方です。



釣りというのは、当たり始めると止まらないし、
釣れないときはまったく釣れません。

麻雀のように運の要素が強く、
へこんでいるときは、とことんへこみます。
どんどんネガティブな方向に向かうものです。

それを打破するために、工夫というものがあり
テクニックがあります。

例えば餌を変える、仕掛けを変える、棚を変えるということをするのですが、
如何せんそれらは全て漁師親子に依存してしまっているので、
僕は身動きがとれずに、ただただ指示された通りの釣り方で
魚が食いつくのを待つしかないのです。


ボートの上には次々と魚が増えていきました。
バケモノ魚 

特にU子の釣ったバケモノ級の長い魚は生命力が強いのでしょう。
釣った直後にお父ちゃんが木の板で頭をバコバコ叩いていたのですが、
いつまでも口をパクパクとさせています。


ガツン!

と、その時、何か生き物が僕の糸先に結ばれた針をくわえました。

急に感じた重さで体が海面に引き込まれそうになりました。

やっときたという安堵と、一体どんな魚がかかったのかという期待が
僕の中で広がりながら、必死に指にくい込む糸を手繰ります。

竿とリールで行う釣りとはまた違う、
道具を用いず、糸を引っ張るだけ、
魚をただただ、引き上げるだけの釣りは想像以上の興奮があります。


バシャン!と海面に姿を現した魚は大きく、
大きな魚



U子の釣ったバケモノと並べても、遜色の無い存在感がありました。
釣れた魚

ぺちぺちと尾びれを動かし、
躍動する姿は僕を惹きつけ、いつまでも見ていられそうです。



とにかく僕の誕生日、僕のワガママから始まった釣行で
僕が釣れなかったらどうしようという、
プレッシャーを跳ね除けることができたのです。

舟の上

潮風は昨日も今日も相変わらずモワッと生暖かく、
波に手を伸ばすと、生暖かさが伝わってきます。

それでも昨日と今日、31歳と32歳の僕は、何かが変わっているのでしょう。




キュオー!キュオー!


帰り道に突然、たくさんの鳥の鳴き声が聞こえました。


横を見てみると、崖に青足カツオドリの大群がいました。
青足カツオドリ 群れ


青足カツオドリ 群れ


昨日、31歳のころに見に行った青足カツオドリ。

二人で$70支払った青足カツオドリ。

1時間、ボートの上で死ぬ思いをしてまでして見に行った青足カツオドリは、
浜からボートで5分ほどのところに大量にいて、
32歳の僕の目にはちょっと憎らしく映るのでした。


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