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「日本人が惨殺された村」に行ってみた(T平)

たった14年前のことだそう。


グアテマラの僻地、
トドス・サントス・クチュマタン(Todos Santos Cuchumatan)という村で、


一人の日本人がボコボコに殴られ殺された事件


がありました。



トドス・サントス・クチュマタンや周辺の町では、
事件が起こる少し前から


悪魔が子供をさらいにくる


という噂が流れていました。


現代の文明社会では想像もつかない噂、
アホみたいな噂ですが、


当時の村人はどこからか流れてきた悪魔襲来の噂を信じ、

実際に、ラジオを通じ注意喚起をし、

子供達を守るために学校は休校になっていたようです。


そのタイミングでやってきたのが、
例の殺された日本人。


当然、噂のことなんて知りもしなかったのでしょう。


町をそれとなく観光していると、
お母さんにおぶられた赤ちゃん、
泣いている赤ちゃんを見つけたそうです。


日本人はそんな赤ちゃんをあやそうと、
持っていた飴を取り出し、渡そうとしました。


その時、パニックは起きたのです。


お母さんは飴をナイフか何かに見間違い、
日本人を悪魔だと勘違いし、悲鳴をあげました。


周囲にいた人は、その悲鳴を聞き
日本人を囲うと悪魔だと勘違いし暴行を加えたそうです。



たった14年前のこと。

日本ではプレイステーション2が発売され、

サザンオールスターズがTSUNAMIを歌い、

2000円札が発行された年。


32歳の僕からしたら
かなり最近のことなのです。





シェラからトドス・サントス・クチュマタンへは、
毎度おなじみチキンバスです。
シェラ近郊 民族の村へいこう



LG電子製の大きなテレビ画面では、
海賊版のミュージックビデオが流れていて、


画面の中ではぽっちゃり体型の男性が、
半目を開けながらグアテマランポップスを熱唱していました。


お昼ご飯に蒸したトウモロコシ。
シェラ近郊 民族の村へいこう
あんまりうまくなかったです。


2時間半ほど走ると、ウエウエテナンゴ(Huehuetenango)という町に着きました。
シェラ近郊 民族の村へいこう


ウエウエテナンゴは、
シェラ北西部、独自の文化を持つ村々へアクセスするための中継地点。

この町から放射状に道が伸びており、
各村へ向かうバスは大声で客を呼び込んでいました。




トドス・サントス・クチュマタンへのミニバスに乗り換えました。
シェラ近郊 民族の村へいこう



このミニバスがまずかったです。

完全にハズレを引きました。



中には詰め込まれた人たち、
(久しぶりに欧米人旅行者とかもいました。)


屋根には溢れんばかりの荷物。
(僕らは手荷物のみです。
 シェラの宿に荷物の大半を預かってもらいました。)

それ自体はよくあることなんですけど、


ウエウエテナンゴから先の道はかなりの山道で、

傾斜のきつい上り坂が続いたんです。


エンジンはグゴゴゴゴと悲鳴をあげて、
ゆったりゆったり進みます。



同じ路線のチキンバスに抜かされ、

家畜を積んだトラックに抜かされ、

傾斜を走れば走るほど落ちていくスピード。


自転車くらいの速さだったのが、

次第に歩くくらいの速さに変わり、


最終的に傾斜を登り切れずに止まるっていう・・・。
シェラ近郊 民族の村へいこう
(おばちゃんすごい寝かたしています。)


エンジンを蒸かす運転手。

バスのタイヤは地面を噛まずに空回りをし、
ゴムのこげた匂いが開けた窓から入ってきます。


料金回収役の助手が、
手ごろな石を探し、タイヤの隙間に差し込むのですが。


そもそもエンジンのパワーが足りないのか
車体が持ち上がらない、前に進みません。


次第にエンジンの悲鳴は、
ガリガリガリと断末魔のような音に変わり、

バスはその場を一歩も動けなくなりました。


「ちょっと降りてくれ・・・」

助手は車体を軽くするために乗客を降ろします。


現地の人、欧米人、僕らの順で降ります。

一番最初に降ろすべき、
太ったおばちゃんはまだ寝ていました。



僕らはバスを置いて傾斜を徒歩で登ります。
トドス・サントス・クチュマタン


一足先にバスを降りた現地の人と欧米人は
路肩においてあった岩に座り、
バスが登ってくるのを待っていました。


もうあのバス、無理だなーと思っていた僕とU子は、
岩に座っていた同乗者を放って、


後からやって来た同じ路線のバスに手を上げ停めると、
そそくさと飛び乗りました。


現地の人と欧米人は、ギョッとした表情をしていました。

おい、バス見捨てるのかよ!という表情。


僕らが乗り換えたバスは、

同乗者だった現地人、欧米人、まだ寝ているだろうおばちゃん、
そして、壊れかけたバスも置いてけぼりにし、
傾斜を力強く走りました。







・・・あ。


やっちまった。


その時、気がつきました。


さっきのバス、お金払ってないって・・・。




確かトドスサントスまでの料金は25Q。

半分くらい進んだから、12Qか13Qくらいかな。(≒180円)


これから行く町が大都市だったら、

悪いことしたなぁ~。

で、済む話なんですけど。


行き先は小さな村、トドス・サントス・クチュマタンであり、

日本人をボコボコにして殺害した村、
トドス・サントス・クチュマタンなのだから、
ちょっと気持ち悪い感じがありました。




僕はもやもやとしたものを抱え、
U子はちょっと怯えながらもトドス・サントス・クチュマタンに着きました。
トドス・サントス・クチュマタン



この村の見所は民族衣装です。
トドス・サントス・クチュマタン



8割がたの男性がストライプの衣装を着ています。
トドス・サントス・クチュマタン



これって結構珍しいことで、
もうグアテマラの奥地にいっても女性はともかく
男性は普通の洋服、ジーンズにTシャツがほとんどですから。


ここまで高確率で、
民族衣装を着ている村ってめったにないんです。


だけどその分保守的なところもあって、
一緒に写真撮ろうよ!とお願いしても、ほとんどがNG。


フレンドリーに話しかけてくるおっちゃんでも、
いざ写真となると拒否してきます。


なんとかOKしてもらった八百屋のおっちゃんも笑顔がない。
トドス・サントス・クチュマタン




グアテマラって1996年くらいまで、
先住民を虐殺しまくった国ですから、

この辺りの僻地までくると、
当時の空気を引きずっているというか、

内面の暗さみたいなものを感じ取れたりします。


おっちゃんもおばちゃんも、なんだか打ち解けづらい。


なのに、村を歩いているだけで注目されます。
トドス・サントス・クチュマタン



だから笑顔の写真が撮れない。
トドス・サントス・クチュマタン


トドス・サントス・クチュマタン


トドス・サントス・クチュマタン



生地屋さん。
トドス・サントス・クチュマタン


民族衣装はほとんど売っていなかったので、
きっと生地を買って仕立ててるんだと思います。


こんな刺繍を入れている人とかいました。
トドス・サントス・クチュマタン
伝統的な民族衣装が・・・。


とりあえず、
心配していた無賃乗車の件は大丈夫そうでした。


もしあのバスの運転手や助手がいたら、
こっちから駆け寄ってお金を払おうと、作戦を立てていたのですが、
会うこともなく。

撲殺されることもなく、です。


ただ、

トドス・サントス・クチュマタンは興味深さこそあれど、
気持ちのいい滞在ができたとはいえませんでした。
トドス・サントス・クチュマタン


今考えると、彼らの僕らに対するちょっと引いた構えも、
村全体を包んでいた重たい雰囲気も、


無賃乗車をしていなければ、
僕らの心の持ちよう、主観が変わっていれば、
もう少し違っていたのかもなぁ。



◆トドス・サントス・クチュマタンの宿◆
HOTELITO TODOS SANTOS

ツイン40Q(≒1,120円)
キッチン、WiFi等の設備はなし。
広場のすぐ近く、場所は人に尋ねましょう。

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